LinuC-1 - 101試験 - 1.02:ファイル・ディレクトリの操作と管理

  1. 1.02.1 ファイルの所有者とパーミッション
    重要度 : ★★★
    概要 :
    • 適切なパーミッションと所有者権限を使用して、ファイルへのアクセスを制御できる。

    詳細 :
    • 通常ファイル、スペシャルファイル、およびディレクトリに対するアクセスパーミッションを管理する。
      chmod, ls
    • SUID、SGID、スティッキービットなどのアクセスモードを使用して、セキュリティを維持する。
      chmod, chown, chgrp, ls
    • ファイル作成マスクの変更方法を把握する。
      umask
    • グループフィールドを使用して、グループメンバーがファイルにアクセスできるようにする。
      chown, chgrp


  2. 1.02.2 基本的なファイル管理の実行
    重要度 : ★★★
    概要 :
    • ファイルおよびディレクトリを管理するための基本的なLinuxコマンドを使用できる。

    詳細 :
    • 個々のファイルおよびディレクトリをコピー、移動、削除する。
      ls, file, touch, cp, mv, rm, mkdir, rmdir, tar
    • 複数のファイルおよびディレクトリを再帰的にコピーする。
      cp
    • ファイルおよびディレクトリを再帰的に削除する。
      rm, find
    • 基本的なものから高度なものまで、ワイルドカード規則をコマンドで使用する。
      ファイル名のパターンマッチ
    • 特定のパス以下をファイル名、種類、サイズ、時刻、所有者などを基にファイルを見つけて操作する。
      find
    • ファイルをアーカイブしたり、圧縮・展開する。
      tar, dd, gzip, gunzip, bzip2, xz


  3. 1.02.3 ハードリンクとシンボリックリンク
    重要度 : ★★
    概要 :
    • ファイルに対するハードリンクとシンボリックリンクを作成して管理できる。

    詳細 :
    • リンクを作成する。
      ln [-s]
    • ハードリンクとシンボリックリンクを識別する。
      ls [-lFi]
    • ファイルのコピーとリンクの違いを知っている。
      ファイル, ディレクトリ
    • システム管理業務をサポートするためにリンクを使用する。
      バージョン管理


  4. 1.02.4 ファイルの配置と検索
    重要度 : ★★
    概要 :
    • 典型的なファイルの位置とディレクトリの分類を含む、FHS(Filesystem Hierarchy Standard:ファイルシステム階層標準)について熟知している。

    詳細 :
    • Linuxシステムで、ファイルやコマンドを見つける。
      find, locate, updatedb, /etc/updatedb.conf, type, whereis, which
    • FHSで定義されている重要なファイルやディレクトリの正しい位置や目的を知っている。



   

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