LPIC-2 - 201試験 - 204:高度なストレージ管理 - 204.2 記憶装置へのアクセス方法を調整する

Last Update : September 18 2014 21:34:18

     

a. ハードディスクの管理

1. hdparm

IDE接続のハードディスクの情報取得やパラメータの変更には、hdparmコマンドを使います。

● hdparm コマンド構文
  hdparm [オプション] [デバイスファイル]

● hdparm コマンドオプション
 -i ハードディスクの情報の詳細表示
 -c 数値 32ビットI/Oサポート
-c0 32ビットI/Oサポートを無効にする
-c1 32ビットI/Oサポートを有効にする
-c3 同期シーケンス付きで32ビットI/Oサポートを有効にする
 -d 数値 DMAモードのサポート
-d0 DMAモードを無効にする
-d1 DMAモードを有効にする
 -t バッファキャッシュを使わず読み込み速度を計測する
 -T バッファキャッシュの読み込み速度をテストする

HDDの速度を測りたい場合は、hdparm コマンドを使用します。以下のコマンドを実行した結果、 17.25 MB/sec(1秒間の最大データ転送量)であると測定されました。

# hdparm -ft /dev/hda

/dev/hda:
Timing buffered disk reads: 54 MB in 3.13 seconds = 17.25 MB/sec

もしも、データ転送速度が5MB/sec など、極端に遅い場合は、DMAをサポートしていないHDDを使用しているか、DMAの使用がOFFになっていることが考えられます。DMAがオフになっていると I/OによるアクセスになってしまうのでHDDのアクセス速度が低下してしまいます。以下のコマンドでDMAの使用がONか否かを確認します。

# hdparm /dev/hda

/dev/hda:
multcount = 16 (on) 
IO_support = 0 (default 16-bit)
unmaskirq = 0 (off)
using_dma = 1 (off) →DMAのOn、Offが確認できる
keepsettings = 0 (off)
readonly = 0 (off)
readahead = 8 (on)
geometry = 3307/255/63, sectors = 53128656, start = 0

DMAのOn/Offを切り替えるには、-d1/-d0 オプションをつけます。DMAがOnの時とOffの時とでどの程度の転送速度の違いがでてくるのかも確認しておくと良いでしょう。hdparm にはその他にも多彩なオプションが用意されています。

# hdparm -d0 /dev/hda
/dev/hda:
setting using_dma to 0 (off)
using_dma = 0 (off)

# hdparm -d1 /dev/hda
/dev/hda:
setting using_dma to 1 (on)
using_dma = 1 (on

2. sdparm

SCSI/SATA/USBディスクなどでは、hdparmではなくsdparmコマンドを使います。

● sdparm コマンド構文
  sdparm [オプション] [デバイスファイル]


z. 出題範囲概要

●主要な知識範囲
ATAPIおよびSATAを含むIDEデバイス用にDMAを設定するツールとユーティリティ
システムリソース(割り込みなど)を操作または分析するツールとユーティリティ
sdparmコマンドとその利用法
●重要なファイル、用語、ユーティリティ
hdparm sdparm tune2fs sysctl /dev/hd*および/dev/sd*


  [ 例題 ] 
  1. 201:204.2 問01  IDE接続のハードディスクの設定


     

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