オープンソース・ソフトウェアに代表されるソフトウェアの開発方式は、インターネットを中心としたオープン・ネットワーク上で、多数の企業、開発者の参加によってオープンな形態で進められ、また開発されたプログラムはソース・コードも含めて公開され、修正・改良が加えられ再配布される。
Linux に代表されるオープンソース・ソフトウェア、これによる新たなソフトウェアやシステムの開発はインターネットも利用して自主的に参加する人材が集まり、自由に利用できるソース・コードと、迅速な対応が可能となる。また統一した規格や標準化もオープンな場で議論し、決めることが可能であり、開発においても中小企業であってもソフトウェアに機能を付加したり、システムを構築するなどのビジネス機会を広げる可能性がある 。
オープンソース・ソフトウェアの開発方式は従来のソフトウェア開発のトップダウンの開発方式=「伽藍(大聖堂)型」の開発方式(スケジュールと役割分担を明確し、高層ビルを建設するように開発が進む=ウォーター・フォールの開発モデル)に対して、企業や組織の枠を超えて多くの研究者、開発者、ベンチャー企業などが自発的に開発に参加する「バザール型」の開発方式によって進められてきた。この企業や組織の枠を超えたオープンソース・ソフトウェアのエンジニアによる「組織」は「コミュニティ」と呼ばれ、このきわめて協働的なコミュニティに参加するエンジニアの動機はオープンソースに対する信念や知的刺激、技術力の向上であると言われている。
1) OSSコミュニティの種類と特徴
OSSコミュニティには、開発をするためにプログラマが参加しているコミュニティや、ドキュメントの提供やメーリングリストの運営を実施しているコミュニティなどがある。
ユーザ会は使う側と開発する側がメーリングリストなどで技術的な質疑応答を行い、事例・ノウハウを共有する。
2) コミュニティへの参加方法
OSSにバグや不足していると思われる機能を発見し、その部分の修正を行って、その修正点(パッチ)をコミュニティへ送ることで、開発に参加するケースが多い。
コミュニティは以下のような役割の人たちで成り立っています。
コミュニティは、オープンソース プロジェクトを作ることも壊すこともでき、強力で活気に満ちて、多様な人たちで構成されたオープンソース コミュニティを持つことは、プロジェクトの成功にとって重要です。上に挙げた役割を果たしている人々は、ドキュメンテーション、マーケティング、ユーザー サポートなど、プロジェクトの他の重要な役割を果たしている人たちとともにコミュニティを構成しています。
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| [1.10:セキュリティ] | |
| [1.11:オープンソースの文化] | |
| [1.11.1 オープンソースの概念とライセンス] | |
| [1.11.2 オープンソースのコミュニティとエコシステム] | |
| [2.01:システムの起動とLinuxカーネル] | |
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